コロナ禍で新しい趣味としてコーヒーを始めた方も多いのではないでしょうか?
私もその1人。笑
もともとコーヒーは好きな方で、日常的に飲む習慣はありました。
でも家に器具はないし、自分で淹れてもそんなに美味しくないしで、家で飲むという習慣はありませんでした。
最近じゃコンビニで1杯100円くらいの美味しいコーヒーが飲めますもんねぇ。
しかし、コロナ到来で家で飲まざるを得ない状況に。
色々調べて器具を買ったり、色んな豆を試したりけっこうな時間とお金を使いました。
遠回りはしたものの、今では自宅でのコーヒーブレイクを楽しんでいます。
まぁ子どもたちがいる中でしょっちゅうは無理ですけど。(時間的にも金銭的にも)
私の遠回りした(失敗)経験をもとに、素人でもなるべく時間やお金をかけずにコーヒーを楽しめる方法をお伝えしていきます!
※この記事は「美味しいコーヒー」を楽しむ為の内容です。安いコスパのいいコーヒーを探すものではありません。
自分の好みのコーヒーを知る。これが最も重要
コーヒーを趣味に始めた時、おすすめされているコーヒー豆をとにかく買い漁りました。
安いのから高級豆まで色々試したのですが、どうもしっくりこない。
その理由はシンプル。
自分の好みが分かっていなかったから。
まぁ当たり前の話しですが…
これが意外と気が付かないものなんですよね。
時間とお金が無限にあれば片っ端から試してもいいんでしょうけど、
子育てしながらそんなことできないですもんねぇ。
まずは自分がどんなコーヒーが好きか見つけましょう。
自分の好みの見つけ方
じゃあどうやって見つければいいの?
結論、味の両極端を知れば早いです。
コーヒーにはざっくり2つの種類があります。(私の中では)
- 酸味の強い種類
- 苦味、コクの強い種類
簡単に言えば苦いか酸っぱいか。
酸味と苦味の両極端を比較すると「酸味は嫌い」とか「苦い方が好き」など、なにかしら感想が出てくるかと思います。
大まかに自分の好みが分かれば、好みに合った豆の中で色々試してみていいでしょう。
次にその両極端のコーヒー豆の種類について説明していきます。
酸味の強い豆
まずは酸味の強いコーヒー豆から。
コーヒー豆はその産地によって味が大きく異なります。
アフリカ産のコーヒー豆は酸味が強いです。
ケニアかエチオピアあたりが酸味が強くオススメです。
この辺りを試してみるとコーヒーの酸味が「好き」か「苦手」か分かるでしょう。
ちなみに私は酸味が苦手でした。
ケニアの豆を買って
「酸味が強いなぁ。淹れ方が悪いのかなぁ?」
と酸味の出ない淹れ方を必死に調べていました。
そんなことできないのにwww
コーヒーの酸味ってなんなのって感じで最初は全然ダメでした。
でも、コーヒー豆が「コーヒーチェリー」というフルーツであることを知ってから、酸味を受け入れられるようになりました。
あぁ、あの酸っぱい感じはフルーツだったからなのね。と。
じゃあそれまではコーヒーってなんだと思ってたの?って感じですよねww
それからは酸味のあるコーヒーを好むようになりました。
個人的にはエチオピアのモカイルガチェフェがオススメです。
(オススメしちゃうと変な先入観ができちゃうのでよくないのですが…)
苦味の強い豆
苦味の強いコーヒー豆の産地は東南アジアです。
その中でもインドネシアのマンデリンは特に苦い。
ぜひ両極端という意味でマンデリンを試してみてください。
先程のアフリカと比べると酸味を全く感じないと思います。
焙煎度合いでも変わってくる
コーヒーの酸っぱいか苦いかは豆の産地によって大きく変わりますが、
焙煎(火の入れ具合)によっても大きく変わってきます。
私たちが飲むコーヒーは生の状態の豆に火をいれてコーヒー豆となります。
その火、熱の入れ具合によって味が異なるということです。
単純な話し、焦がせば苦くなるし、あまり火を入れなければフルーツっぽさが残りますよね。
それを焙煎度合いと呼びます。
焙煎度合いにはざっくり
- 浅煎り→酸っぱい
- 中煎り→中間
- 深煎り→苦い
の3つの種類があります。
なので先程紹介した産地の豆でいうと
アフリカ産の豆+浅煎り
東南アジア産の豆+深煎り
という組み合わせで飲むとより差を感じられるでしょう。
コーヒー屋さんでは1番美味しく飲める焙煎度合いを選択しているかと思うので、必然的に上記組み合わせになっているかと思います。
※アフリカ産は中煎りとかになってる場合も多いですが、それでも酸味は感じやすいです。
美味しいコーヒーの淹れ方はこちら
豆の種類がわかったところで、次に気になるのは「美味しい淹れ方」です。
ぜひ最初はハンドドリップでお試しください。
基本になるし、ハンドドリップはその過程も楽しめるのでオススメです。
では美味しい淹れ方を紹介します。
そうこれが全てです。
コーヒーのプロに教わるのが1番ですwww
井崎さんは元バリスタ世界チャンピオンという輝かしい経歴もさることながら、なによりコーヒーへの情熱が素晴らしいです。
この本に丁寧に書かれているので、美味しい淹れ方はここで習ってください!w
忙しいあなたにはどの淹れ方がいいか?
私のオススメはスペシャリティコーヒーの粉を買ってハンドドリップです。
前述の井崎さんの影響もあって当初は私も豆からコーヒーを淹れて楽しんでいました。
ただ世の中のパパはそうでしょうけど、そんなゆっくりできる時間はない。
豆からの楽しむのは子どもから手が離れるまでとっておきましょう。
では忙しい今、どうやったら美味しいコーヒーを短時間で楽しめるか。
色々と試行錯誤しました。
- インスタントコーヒー
➡︎まずい。高い特殊なやつは美味しいけどとにかく高い - 市販のコーヒー粉を買ってコーヒーメーカーで
➡︎手軽に大量に飲めるけど、なんだかまずい - 市販のコーヒー粉を買ってハンドドリップ
➡︎味変わらないのでコーヒーメーカーでいいや - ドリップバッグ
➡︎うーん、そこまで美味しくない。市販のコーヒー粉よりましかな。
色々試しましたがどれもしっくりこず。
やっぱりスペシャリティコーヒーの味を知ってしまったらダメですねぇ。舌が肥えちゃってます。
そこで最終たどり着いたのがスペシャリティコーヒーの粉買いです。
前提として、井崎流のコーヒーの淹れ方を何度も何度も練習してるうちにハンドドリップの手際が良くなっていました。
意外とハンドドリップって時間かからないんですね。
粉から淹れれば大体5分くらい。
いくら子育てに忙しくても5分くらいの時間は許されるでしょう。
5分で美味しいコーヒーが楽しめます。ぜひお試しください。
コーヒーの粉はどこで買うのがオススメ?
メルカリかロピアがオススメです。
メルカリ
メルカリはフリマ=中古品のイメージがあるかもしれませんが食料品も販売されています。
もちろん新品ですww
販売元は個人で焙煎されてる方やコーヒーショップが販売しているケースも非常に多いです。
なのでスペシャリティコーヒーも数多く出品されています。
少量からの販売もあるし、焙煎度合いや豆の挽き具合など、細かい指定ができる出品者さんも多いです。
案外お得にスペシャリティコーヒーが購入できるのでオススメです。
お小遣い制のあなた!
不用品を出品してコーヒー代を捻出しましょう。
私もそうしています。
ロピア
現在急速拡大中のスーパーマーケット。
社長はあのカトパンの旦那さんのところです。
(どうでもいいか)
安くて質が良く、量も多いので大人気となっています。
日本版コストコみたいな感じでしょうか。
私はロピアのピザが好きです。
そんなロピアはコーヒーもたくさんの種類を販売しています。
スペシャリティコーヒーもあるし、オリジナルブレンドなんかもあります。
こちらは豆で購入しましたが時間がなかなか取れず冷凍庫に眠っています。
どれも千円以内で楽しめます。
もちろん粉での販売もありです。
そして、コーヒーの味も美味しいです。
ぜひ近くにある方はお試しあれ!
おまけ(日常の楽しみ方)
ただ、やはりスペシャリティコーヒーは高いです。
毎日飲めるような代物ではないです。
特に夏場はアイスコーヒーをゴクゴク飲んでしまうような私には量的に足りません。
なのでホットコーヒーを飲む時はこちらのドリップバッグを使っています。
産地別に種類が入っていて、もちろん好みのコーヒーだけ入っているわけではないですが、それっぽい味を楽しめます。
暑い夏場はこちらのコーヒー粉を買って、コーヒーメーカーで大量に作っています。
このパターンで作るコーヒーはあまり美味しくないと伝えたものの、こちらはまぁまぁ美味しいです。
もちろんスペシャリティコーヒーには負けますが。
お財布を気にせずガブガブいけるので毎年リピ買いしてます。
最後に
今回は忙しいパパのための美味しいコーヒーの楽しみ方をお伝えしました。
美味しいコーヒーは人によって違います。
なので「オススメ〜選!」などの情報に惑わされずに、自分の好みを見つけてください。
そうすればおのずと美味しいコーヒーを楽しむことができるはずです。
酸っぱいのが好きか苦いのが好きかあなたはどちらでしょう?
それではまた!!